2025年
4月
26日
土
<中突堤周辺再整備について>
【 平野 章三 の質問 】
私は以前からメリケンパークを重点的に観光の集客拠点にすべきと言ってきましたが、その中で例えば中突堤中央ターミナル( かもめりあ )やその背後地の駐車場などを含めた周辺整備についての方針をお伺いします!
【 港湾局長の答弁 】
かもめりあ周辺は、やはり観光の拠点だと考えており、まずは水際のプロムナード沿いに、カフェとかオープンテラスが並び、音楽が流れ開放的な空間ができる、こういう取り組みを進めていきたいと思っています
特に海外で言えばシドニーとかバンクーバーのような水辺空間になればと思っています
<ウォーターフロントエリアにおける東西移動について>
【 平野 章三 の質問 】
もう一点はウォーターフロントのアクセスですが、ハーバーランドから神戸三宮フェリーターミナル( 第四突堤 )までの回遊性をどのようにするかということで、以前から言ってきましたゴンドラとかロープウェイなどを導入できないかと思っています
早い段階でアクセスを決めると同時に各停留所の位置も確定していきます
停留所が見えてくると、そのエリアに民間の事業者が入りやすくなります
今、周辺整備を進めようとしてますが、まずアクセスを先行して決めた方が良いと思います
回遊性あるゴンドラでも設置し、駅ができると全体像も描きやすくなります
非常に重要なことだと思いますので、その辺の検討はされているかどうか、
いわゆるヒアリングをされているかお聞きします
【 港湾局長の答弁 】
ゴンドラについては引き続きヒアリングを行っています
今、福島県で試験線ができるというふうに聞いており、神奈川県であったり沖縄県においても導入の可能性を検討していると聞いています
そして国においても、法的な整理を協議中ということです
ですからこの試験走行の動向であったり、他都市の動向も参考にしながら引き続き研究を行ってまいりたいと思います
【 平野 章三 の意見 】
ところで港湾局は十分な事業予算で、市の中心的な役割を果たしていることを私は非常に評価しています
そのような中で港湾局は実行委員会を設置し、メリケンパークの賑わいにも力を注いでおり、「メリケンミュウジックナイツ 」 としてメリケンパークでの音楽や花火そしてイルミネーションなどでまちの活性化を目指しています
ただ港湾局単独ではなく、音楽やイベントなど幅広い展開が出来る文化スポーツ局と連携し、神戸市のプロジェクトとして対外的に大きく発信してほしいと申し入れました
その結果、早速港湾局から文化スポーツ局に連携の連絡が入ったとのことで今後、プロジェクトが充実していくことを期待したいと思います!
2025年
4月
17日
木
【 平野 章三 の質問 】
部活動の社会移行に、KOBEKATSUはいずれ近い将来、部活維持が困難になることを思えば、2026年9月に移行する、と期限を2年間に区切り仕上げるという教育長の英断は、以前委員会で申し上げた通り、実に素晴らしい政策であります
そのことで、様々な課題に対応しながら進めていく必要に迫られた結果、各関係者が一気に動き出し、評価できる良い効果も次々展開されだしました
一方、多くの課題は当然ありますが、その都度解決していけば良いことであります
部活動の社会移行への必要性は議員各位もほとんど理解されておりますが、中には全体像を見つめることもなく、未だ批判的な意見ばかりを繰り返し前向きな具体的提案も行わない議員がいることは極めて残念であります
★ ところがその反対する議員の所属会派が既に令和4年度神戸市予算要望で「 部活動の地域移行は神戸市が他都市に先駆けて行い、こどものスポーツ参加の機会確保、拡大に資するシステムを構築すること 」と申し入れているのですよ〜 このような議員さん ーー→
果たして
=== 信念を持った政治家か ??? ===
甚だ疑問に感じたのであります
ところで、運営団体の募集を始められ600以上の応募があると伺ってますが、特に大手企業の応募が弱いのではないでしょうか !
そこで、メジャーなスポーツなどの技術や技能向上、大会やコンクールの出場を目指す目的の生徒への対応が大きな課題であると感じております
神戸市には、メジャースポーツや文化面などのクラブチームを持つ大手企業が多く、社内にはこどもたちの指導に関心を持っている社員もいると聞いておりますので、この際、各大手企業のクラブチームに下部組織を設けていただき、KOBEKATSUの活動団体として参画してもらうことを提案したいと考えています
例えば、企業同士が連携すれば、下部組織のチーム間での対抗試合や大会開催も可能になり、部活では体験できなかった高いレベルの活動環境や将来プロの発掘に繋がる人材育成が期待できます
これらはKOBEKATSUの魅力となるだけでなく、企業にとっても社会貢献活動として知名度の向上にも繋がり、双方のメリットになると考えますが、大手企業への積極的なアプローチについて、教育長のご見解をお伺いいたします
【 教育長 の答弁 】
KOBEKATSUは、大会への出場や技術・機能の向上を目指す活動から、趣味を一緒に楽しむような活動まで、多様な活動を広げていきたいと考えております
その中で、ご指摘がありましたが高いレベルの活動を求める生徒の受け皿として、市内の大手企業に参画いただくことができれば、さらに生徒の選択肢が拡大するのではないかと考えております
第1次募集の結果を見てみますと、少数ではありますが、社会貢献活動として、例えば自社のグラウンドを利用する前提で応募いただいているような地元の大手企業もあります
また、サッカーなどでは、レベルの高い民間クラブチーム、既に活動している民間クラブチームですが、そのような活動の中の、いわば下部組織的なクラブとして、低廉な価格で、KOBEKATSUに応募いただいている例も出てきております
今後の取り組みなのですが、活動団体の募集は、今までもご答弁申し上げてますようにこれからも複数回に亘って行いたいと考えております
その中で、やはりより専門的な指導が可能なクラブもできるだけ多く参画いただきたいと考えておりますので、ある程度の規模の企業であれば、会社としてサッカーや野球などの社会人チームやクラブを持っていることも多く活動団体の掘り起こしに取り組んでいく中で、市内の大手企業への積極的な働きかけについても、検討していきたいと、そのように思います
【 平野 章三 の 再質問 】
今、教育長が積極的に大手企業に働きかけていきたい というお話、これは非常に重要です
ただ、教育委員会は大手企業とのお付き合いがそうあるわけじゃない
今、このKOBEKATSUについては、市長はすごく前向きに動いておられるというのを感じているのですが、ただ市長部局は、教育委員会とは全く関係ないなという感じで思っておられる局長さん方がほとんどだと思うんですね
しかし、この問題は、経済観光局長さん、それから企画調整局長さんのお二人が、もっと企業にKOBEKATSUの協力をしてもらえるというようなことがあれば、教育委員会がお願いをしたときに受けて頂けないかと思うんですが、その考え方にいずれかの方が答えてくれませんか!
【 経済観光局長 の答弁 】
ご指摘の件、企業にもスポーツをされている方もたくさんおられますので経済観光局では、普段から企業とのお付き合いもあり、そういった形で我々の方でも働きかけしていきたいと思います
☆ この後、予算特別委員会でも経済観光局長は
「 大企業だけでなく、中小企業などにも声がけしていく 」 との積極姿勢を示され、力強い支援の答弁でした❗️
☆ さらに、KOBEKATSUについて【 各大学への働きかけを企画調整局にも 】 お願いしたところ、早速動き出してくれました
2025年
4月
08日
火
【 平野 章三の質問 】
元理研のプロジェクトリーダーである高橋政代先生は、眼科領域における再生医療の実用化を目指し、市内でベンチャー企業を立ち上げており、この度再生医療分野で国内トップ企業と資本業務提携を締結し、iPS細胞を用いた網膜変性疾患の治療薬の製造販売承認を目指し、億円単位の規模で支援を受けるとのことであります
また、昨年12月からクラウドファンディングを行うなど、独自で資金確保に努力されてきました
iPS細胞を用いた再生医療は世界に通用し得る技術であり、神戸市は最前線で支援すべきであるため、万博でも積極的に情報発信するものと考えておりましたが、市独自の出展はなく、反対に大阪のパビリオンでiPS細胞を用いた再生医療技術が展示予定であり、そのアドバイザーとして高橋先生が就任している状況には非常な驚きでありました
神戸の医療技術を世界に発信する絶好の機会に、神戸の顔が見えないような消極的な対応を聞くと、神戸の再生医療を産業化させていく姿勢に大いに疑問を感じるのであります
高橋先生のiPS細胞の研究は、神戸発の革新的技術の実用化、産業化に貢献する最有力の研究分野の一つであり、いち早く再生医療の研究開発の支援に取り組んできた神戸市のはずだったので、今後はより積極的かつ重点的に産業化に向けたサポートを実施すべきと考えるがご見解をお伺いします
【 神戸市長の答弁 】
高橋政代先生が長年に取り組んでこられたiPS細胞を用いた網膜再生治療は大変意義ある取り組みであり、神戸医療産業都市を代表するプロジェクトだと認識しております
このプロジェクトが、大阪・関西万博で、今【 平野章三先生からご指摘 】があったような形で関わることになったことは、今日ご質問頂き初めて承知をいたしました
大阪・関西万博出展には神戸市として、完全に把握をしているわけではありませんが、今後とも、この大阪・関西万博における様々な神戸のプロジェクトの情報発信については、ご指摘を踏まえ、情報収集も行い
更なる取り組みができないか、検討させていただきたいと存じます
高橋先生の取り組みを含め、神戸医療産業都市で展開しているプロジェクトは産業化も含め情報発信が十分ではないことは、反省しなければいけないと
考えております
今回のご指摘も踏まえ、今後 神戸空港が国際化しますと、神戸医療産業都市が海外で同様に取り組んでいる地域と直接繋がる可能性も出てきますので、情報発信や広報宣伝、さらに連携の強化としっかりと力を入れていきたいと
思います
【 平野 議員 の再質問 】
高橋先生の眼科領域における再生医療の実用化に向けた支援を申し入れたが、以前副市長は神戸アイセンター病院を建設したことで協力しているとの答弁でした
なので、研究・事業化への支援は実質的にはなく、市の対応には違和感を感じていました
神戸市では医療産業都市機構の五つの研究チームに
長年多額の研究費支援を行ってきているのに、未だ産業化は見えてこないうえ、そこに高橋先生の研究は入っていないのです
=== これは何故かな? というふうな感じがしたのですが ===
どうも医療産業都市機構の中で再生医療分野との【 確執がある 】ようです
今、新理事長の成宮先生が産業化に理解を示してくださっていますので確執があれば、市長も “ 神戸医療産業都市を代表するプロジェクトと認識している ”とのことから医療産業に組み入れ改善していくべきです
そうすると、いろんな資金支援もできる上、神戸医療産業都市の中の産業化が実現していく可能性が出てくるということになりますが、そのような考え方はありませんか?
【 副市長の答弁 】
高橋先生の成果は、神戸医療産業都市の革新的な成果であり、できる限りの支援を行って参ります
ご指摘の神戸医療産業都市推進機構の中に高橋先生が入っていないということですが、高橋先生は自分で会社を興して、その中で実用化を目指したいという先生の強いご意向の中でされておられますが、私も直接お話をしてこれからも支援を続けてまいりたいと考えています
【 平野 章三の質問 】
いや、かなり違う!!
確かに言いにくいと思いますが眼科領域での再生医療を機構は認めてないのでしょう
ただ、今後、成宮先生が前向きに動いていただく中で、医療産業都市機構の中へ位置付けて頂き、産業化へと進めて頂きたいが如何ですか!
【 副市長の答弁 】
高橋先生に関する研究はこれからも積極的に最大限の支援をしてまいりたいと考えているところです
2025年
3月
13日
木
令和7年3月13 日 (木) 15:55~ 予定
(10分間)
(各質問者の発言時間によっては変更になることがあります)
総括質疑にて下記について質問します
神戸医療産業都市推進機構の経営改善について
神戸市本会議インターネット生中継よりご覧頂けますので、ご視聴よろしくお願い申し上げます
神戸市会議員 平野章三