本年1月18日関西3空港懇談会にて、関西エアポート株式会社山谷社長は、神戸空港の国際定期便を2030年4月就航を目指す考えを表明され、市長は 「国際定期便就航の明確な時期を示されたことは大変ありがたい 」と発言されていました
一方で、現行のコンセッションの運営権対価は固定対価中心で、神戸空港の発着便数が拡大しても、その果実が十分に市財政へ還元されないという課題があります
加えて、国際定期便就航を見据え、第2ターミナルの機能拡張やアクセスの強化など受け入れ側の予算措置など準備は待ったなしの状況にあります
そこで、今後国際線エリアをコンセッションに含める検討をしていくのであれば、神戸空港の将来価値を適切に評価し、投資も踏まえた運営スキームを検討する必要があると考えます
引き続き関西エアポートとの強固な連携を維持しつつ、神戸空港のさらなる利便性の向上と関西全体の成長にも資する国際線エリアの運営スキームを提示すべきと考えるが、今後コンセッション契約の見直しも含め,神戸空港運営のあり方をどう構築していこうと考えているのか、お伺いします
【 市長の答弁 】
2018年から42年間の運営権を設定し、関西エアポート神戸株式会社による運営が開始されました
このコンセッション開始以降、発着枠の拡大や運用時間の延長などにより旅客数は増加傾向にあるほか、ミニチュアミュージアムやフードコートの開設など、民間企業のノウハウを活用した空港運営が行われております
年間4億4,500万円の運営権対価は、コロナ禍で旅客数が落ち込んだ期間についても、確実に支払いが行われました
今後の運営の在り方についてですが、第2ターミナルを含む国際線エリアについては、現在指定管理者制度により運用をしておりますが国際定期便の就航に向けて、空港の適切な将来価値や投資負担の在り方などを検討する必要があります
神戸市にとってのメリットについて整理・分析を行い、御指摘も踏まえながら、関西や神戸の経済成長に資するような神戸空港の運営の在り方を検討していきたいと存じます
【 平野 章三の再質問 】
コンセッションなんですが、これから調査ということは分かりますが、関西エアポートの社長は、早々運営権・コンセッションの国際線エリアを含めると提案をされました
非常に気がかりなところで、今までのコンセッションは全てお任せしてきたことで、内容は非常に厳しい状況が42年間続くという形で空港の負債を考えると、もう少し何とかできたらと思ったが当時は致し方ないことだと思います
ただ、第2ターミナルができたこの時点で、現状のコンセッションが非常に厳しいだけに、交渉はものすごく重要だと思うのです
そこで単に利益を求めるということではなく、例えばプライベートジェットの受入れ施設や、MROなどの航空機産業の誘致、そして特に2030年、大阪IRの開業に神戸空港と舞洲を結ぶアクセスの整備など、連携・協力できる投資という形で、関西全体の回遊性
向上に寄与していきながら、民間投資も呼び込めるという趣旨でのコンセッションを関西エアポートに理解してもらうようお願いをすべきと思うのです
今後、丁寧な運びをしなければなりませんが、ただ将来の投資に対してかなり果実が得れるような形を考えて頂きたいと思うんですが、その点どうでしょうか!
【 副市長の答弁 】
今のお話ですが、今回国際線に関するコンセッションに関してはかなり重要な交渉になってくると考えていますので、その価値を適切に反映ができるようにつなげていき、丁寧な交渉をしていきたいと思っています
そしてまた、この神戸空港自身の価値を上げるためには、空港島の土地利用など将来構想といったものもきちっと策定をしていくことが非常に重要であると考えています
そして国際定期便の就航とともに民間企業がより投資しやすい環境が重要で、それがまたコンセッションの交渉にも有利に働いていくと思っています
【 平野 章三 の質問 】
空港を将来生かすため、ウオーターフロント、それから都心三宮、との一体的な構想がまだ見えて来ない
特に一番厳しいのは、やはりアクセス関係が全くできていないことが非常に神戸の弱いところだと思うんですね
そこで人事の中で、この4月から港湾局長になられる方、この方の人事が気になるんですが、理事兼港湾局長となってます
これは、本来、都市局、港湾局、経済観光局が一体で、神戸市の構想をつくるべきですが、次期港湾局長に理事という形をつけているのは、そういう関連なんでしょうか、市長にお聞きします!
【 市長 の 答弁 】
ウオーターフロント担当理事としてお願いをしました
それは旧居留地の南、ハーバーランドからウオーターフロント、それからポートアイランドのこの沿岸エリア、そして神戸空港の利活用、これらを一体的に理事に調整をしてもらいます
局はそれぞれ分かれてますが、全体のコーディネーターも含めたウオーターフロントエリア全体を調整をしてもらいたいという趣旨で理事をお願いしました!
神戸市会議員 平野章三