【 平野 章三 の質問 】
県・市協調による成果についてお伺いをします
本市と兵庫県において県・市共通の課題について議論するため、県・市調整会議や県・市連絡会議を開催し、県・市協調の上で施策を推進しているとのことのようです
しかし、県の本市に対する姿勢には現実的に疑問を抱かざるを得ない点があります
例えば県が令和7年度から創設したフリースクールに対する補助制度では、神戸市だけを補助対象外としており、本市では実施できていないのが現状であります
また神戸市民も徴収されている県民緑税においても、神戸市民からの徴収額に比べ、本市への還元額は少なくなっています
こういった兵庫県の措置は、神戸市に対する冷遇措置というだけでなく県税の納税義務者でもある神戸市民に不公平な負担を強いる行為であり、県が神戸市との協調に本気で取り組む意思があるとは思えないのであります
もし県・市の協調が必要と思われるなら、県にははっきりと意見を述べるべきであり、神戸市は県のこのような姿勢をどのように受け止めているのか、見解を伺います
【 副市長の答弁 】
県・市協調による成果についてでございます
県・市共通の課題につきましては、県・市調整会議や県・市連絡会議にて協議を行っているほか、県予算要望や部局間での個別調整などを通じ、県に対して適宜働きかけを行っているところでございます
まず、フリースクールに対する支援の考え方でございますが、神戸市が県のフリースクール補助制度の対象外となっている理由は、政令指定都市には都道府県と同様の教育行政の権限が与えられているためというふうに県からはお聞きをしているところでございます
不登校支援につきましては、本市では他の自治体に先行して校内サポートルームの全小・中学校への設置や学びの多様化学校を設置するなど、取組を進めているところでございます
まずは、本市教育委員会において、不登校支援施策全体の中で効果的な支援策を検討していきたいと考えてございます
それから、県民緑税につきましては、これまでの議会からの御答弁も踏まえまして、長年にわたって県予算要望や県・市調整会議など様々な場を活用し森林整備事業の拡充や都市部での緑化に適用可能な制度の創設について積極
的に要望してきたところでございます
その結果、一定制度の新設や拡充などが実現いたしまして、本市の交付額は増加傾向にありますけれども、引き続き県に対して働きかけを行ってまいりたいと考えてございます
そのほか、県とは神戸空港の国際化に伴う取組や、大阪湾岸道路西伸部の整備の直轄負担金に対する県費負担や国への要望など、個別に連携を図り県・市協調で必要な対応を進めてきたところでございます
引き続き、県・市で協調して効果的な施策展開を図っていくとともに、予算措置や制度拡充などの要望が必要な場合は、様々な方法で積極的に働きかけを行ってまいりたいと考えてございます
【 平野 章三の質問 】
答弁されたフリースクールの件、これは非常に難しい問題と思うんですが 〜
今、幾多の各市長が兵庫県の支援を受け、既に補助金制度を開始しており保護者の方々より感謝や安堵の声が兵庫フリースクール等連絡協議会にも届けられております
そこで、教育長がお答えになるかどうかは別として、県が神戸市だけを補助対象外にされたことで、神戸ではフリースクールに通う家庭への補助制度は受けられない状況ですが、都市間での不登校家庭への経済支援格差に対して神戸市は今後どのよう進めていくのか、具体的に前向きな考え方をお伺いしたい?
【 教育長 の答弁 】
フリースクールは、学校以外の多様な教育機会の場として非常に重要な役割を果たしていると認識しております
教育委員会では、教職員による施設訪問や通っている児童・生徒の出席認定、連絡会、情報交換会等を行いまして、フリースクールとしっかりと連携をしておりますので、不登校児童・生徒や保護者への支援を進めていきたいと考えております
議員御指摘のとおり、近隣市では県の政策ではございますがフリースクールへの補助制度が開始されており、同じフリースクールに通う児童・生徒が居住地によって経済的支援に違いが生じているということも認識しております。
そのような現場から、保護者やフリースクール等の関係団体からも同様の声をいただいており、不登校支援全体の中で効果的な支援策を検討していきたいと、そのように考えます
【 平野 章三 の質問 】
効果的な支援策ということですが、まずフリースクールは認定しなければならないとは思うのですが、その上で財政当局の考え方もあります
今西副市長にお聞きしたいですが、これ、フリースクール、もしも財政支援するとしたら、県は神戸市以外に半額補助しているのですよね
県・市協調だという中で神戸市だけは外されているというこのバランスもあるのですよね
だから財政当局が予算を認めるかどうかは別としても、予算として全額か半額との判断は非常に大きな問題だと思うのですよ
いわゆるなぜ県の分まで出さねばならないというふうなこともありますが市としての考え方だけお聞きしたいと思いますが!
【 副市長 の答弁 】
まず、フリースクールへの補助に関しましては、施策として神戸市が支援を行うかどうかということを明確に予算の中で教育委員会とも御相談をするというような形になるんだろうというふうに思います
県の補助があるなしということよりも、施策の位置づけということが非常に重要だと思ってございます
【 平野 章三 の質問 】
いや、施策の位置づけということは、別に県と関係なく、もしも補助するとしても神戸市単独でも構わないということなんでしょうか?
【 副市長 の答弁 】
県がどうのこうのと、県の今のお話というのは、私、御答弁申し上げましたように、教育委員会に今、財源と権限が移ってきているというようなことがありますので、対象外というようなことを県が言っているというような状況になっているわけです
神戸市に対しては、教育委員会に対する権限が移ったので対象外ですよというようなお話があるということを御答弁申し上げたところでございます
神戸市が実施したとしてもすぐに県が支援するかどうかということは分からない状況があるわけで、フリースクールについての施策というものをどう神戸市として考えるかということが重要になってくると考えてございます
【 平野 章三の質問 】
それは分かるんですが、もう県の方針としては別で構わないということか どうか、聞きたいんです
神戸市単独で、いやいや、もし場合によったら、予算を出す場合は単独やというようなことで、半額とかではなくて、その辺の考え方だけ、県・市協調の話をしていますので
【 市長の答弁 】
副市長からお答えがありましたように、これは神戸市としてフリースクールに対しての対応に対する考え方をしっかり取りまとめ、どう支援するのか
ということは教育委員会としてしっかりと、今の教育長のお話がありましたように検討し、それを要求して頂き、市長部局としては財政当局のほうで判断をするということです
その際、県が神戸市に対して補助するかしないかということにかかわらず、神戸市として主体的に判断をしていきたいというふうに考えております
【 平野 章三 の質問 】
わかりました、神戸市として主体的に補助するということですね〜
その場合、できれば教育長にはぜひとも予算要望を財政当局にしていただきたいと思いますので、御検討いただきたいのですが!
金額的には結構大きくなりますし、それから単年度ではないので、ちょっと気になりますが、その辺は要望いただけますでしょうか、教育長!
【 教育長 の答弁 】
不登校施策全体の中で、しっかりとフリースクールの役割を考えて検討していきたいと思います
【 平野 章三の意見 】
フリースクールの来年度予算確保の件、本会議での県・市協調などの質問で教育長はもとより
市長、副市長はかなりフリースクールの意識を強くもたれたのではと思いますが、
さらに年末年始で強く予算要望させて頂きたいと思っています!
神戸市会議員 平野章三