【 平野 章三 の質問 】
教員が授業に専念できる環境づくりについて伺います
本市では令和8年9月のコベカツへの本格移行により教員の授業改善に取り組む時間の確保に繋がることから、教育環境の向上に対して大きな期待を寄せています
一方、教員の働き方についてはまだまだ改善の余地がある中で、大きな課題として、例えば毎年600から700人ほど発生する休職者の代替確保の負担を軽減出来ることが非常に重要であることから、教員OBを事務局の事務仕事から休職者対応に協力してもらうことも重要と思いますが如何でしようか
さらに、決算特別委員会の審査では、教員の本業とは言えないカーテンの洗濯やエアコンの清掃、床のワックスがけなどが多々あり、未だに教員が実施している現状を指摘したが、教育委員会からは「外部発注も含め学校運営上の必要な経費は学校運営費として配分しており、学校の裁量で優先順位を付けている」と〜他人事のような答弁が返ってきました
この課題を改善する為には、教員がやらなくてもよい仕事をピックアップし、学校任せにせず教育委員会事務局が責任を持って外部委託の予算を直接財政部に予算要望した上で予算を確保できる環境づくりを進めるべきであり
ます
そのためには、現学校運営費の配分見直しとともに必要な追加の予算確保により、事務局において委託すべき業務の優先順位を判断しながら段階的に委託を進めていくような工夫をすべきと思うが、見解を伺いたい!
【 教育長の答弁 】
私の方からは教員が授業に専念できる環境作りについて答えさせて頂きます
管理職以外の件については定年延長もあり、60歳以降でも学校現場で今活躍いただいております
そして近年では、元管理職、元校長先生等の教員についても、学校への配置を順次拡大して事業等を行うなど、学校園の運営支援や経験の浅い教員用シート指導育成などの役割を担ってもらってます
その総数は令和3年度は25名でしたが、令和7年度は70名と大幅に増加しております
今後も教育環境を向上に向けて、60歳以上の教員の力を積極的に活用していきたいと考えております
次にカーテンの洗濯等の外部発注でございますが、学校においてカーテンの洗濯、教室の油引きやプールの清掃等の特殊な清掃業務について、現状はまだまだ教員が担っていることが多く、負担となっているということは教員確保の観点からも、職場の環境改善が喫緊の課題と認識しております
各学校に配分している学校運営費予算の中で業務の一部を外部発注する学校が増えているところはありますが、やはり教育委員会事務局が責任を持って予算を確実に取り組んでいくことが重要だと考えております
ただ、それらの業務全てを外部委託に切り替えることは、業者の都合もあり難しい状況でありますが、優先順位をつけて段階的にでも委託を進めていくことができるよう、必要な予算の確保や学校運営の配分見直しなどの効果的な執行方法の確立に努め、教員の負担軽減に取り組みを進めていきたいと思っております
【 平野 章三 の意見 】
決算市会の9月18日教育委員会審査において毎年600から700人ほど発生する休職者の代替確保の負担軽減は大きな課題であり、ある教員は「 時には休職者をサポートするため通常の1.5倍の仕事量が続くことがあり、あまりにも負担が大きすぎる 」と嘆いていました
教育長は
「 元管理職、元校長先生等の教員の学校への配置を順次拡大し、令和3年度25名から令和7年度は70名に増加しております 」と答弁されたが
現教育長就任以前は教育委員会事務局として学校現場に寄り添うような姿勢は見られなかったでしょう
つまり、事務局の古い体質は教員のOBを単純な事務作業などに留め置きその能力の活用もさせず、現場での厳しい教育環境も放置してきたようです
さらに、教員が担う必要がない業務も学校運営費による各学校任せにして放置し続けてきたのであります
なので、運営費予算は各学校の裁量で優先順位をつけさせて行わせていたのです
もし事務局が真剣に取り組む意思があれば、以前から平野が提案してきた現学校運営費の配分見直しとともに必要な追加の予算確保により、事務局は教員がやらなくてもよい仕事をピックアップし、直接委託すれば簡単に解決できたはずで、如何に事務局が怠慢であったか、ということです
ただこの度の新教育長さんは教育現場出身であり、旧体質を打破して積極的に改革しようとする真剣さと強さを感じたので・・・
今後は期待したい いや期待出来るでしょう!!
神戸市会議員 平野章三