【 平野 章三 の質問 】
神戸市ではこれまで六甲山上の活性化策として誘客の起爆剤となる大きな仕掛けの構想にはまだ至ってはいません
一方で、民間事業者主体の取組については日本最大級のアスレチックパークであるGREENIAが開業しています
さらに先日、六甲アイランドにおいて久元市長も出席された英国の名門校を本校とするノース・ロンドン・カレジエイト・スクール神戸が開校された
同校は2028年には六甲山上に校舎を新設し、移転する計画であり、富裕層も多く通う同校関係者が六甲山の魅力に出会う好機にもなると期待もできます
その上、この事業者は六甲山サイレンスリゾートの敷地内において今後、六甲山の観光の起爆剤として期待される、円盤状のラグジュアリーホテルサイエンス・リングの開業を予定しています
ただこの事業の社長は、現在神戸市との連携も取れていなくて、六甲山上における神戸市戦略などが分からないので、このたび社長より神戸市の政策方針などの御相談がありました
そこで、富裕層やインバウンドを含めた観光客を確実に取り込むため、六甲山の魅力を訴求するとともに、都心からの快適なアクセス、滞在体験を提供するため、このような起爆剤となり得る民間事業者を神戸市が生かし、官民連携を強化していくことで市としての戦略を持つべきと思いますが如何でしょうか
【 神戸市長の答弁 】
六甲山に対しましては、本市もかなり主体的にその活性化に取り組んできたところです
近年では、光ケーブルの敷設、これは神戸市が事業主体となってやりました
水道料金の引下げ、時代に合った規制の見直しなどの環境整備、また遊休施設などの利活用によるにぎわいの創出やオフィスの誘致などにつきましては、19件の施設整備が行われたところです
このような取組が功を奏したという面もあろうかと思いますが、民間事業者による宿泊施設、インターナショナルスクールの建設など、新たな投資の動きが出てきております
さらに、神戸六甲ミーツ・アートにつきましては、神戸市もこれに協賛をする形で必要な支援を行っておりますし、神戸登山プロジェクトでは、マウンテンバイク事業やトレイルステーション神戸での体験型コンテンツの実施など、民間事業者との連携を進めることによりまして、自然を生かした多様なアクティビティの拡大や魅力の発信にもつながっていようかと思います
お話がありました六甲サイレンスリゾートやインターナショナルスクールの整備に当たりましては、民間事業者と緊密に連携し、関係機関との調整などサポートをしっかりと行っていきたいと考えております
新たなアクセス手段の検討につきましては、これは摩耶山へのアクセスですけれども、新神戸駅から布引ハーブ園を経由して掬星台まで結ぶ新たなロープウェーの整備の可能性も検討をしておりまして、これは六甲山観光にもいい影響があるのではないかと存じます
引き続き六甲山上への民間プロジェクトやアクセス面のプロモーションなど重層的な取組を強化をし、六甲山の活性化に取り組んでいきたいと存じます
【 平野 章三 の意見 】
今の答弁ですが、それぞれ単体の事業の動きを示すだけで、交通機能などを織り込んだ
【 全体の将来構想が未だ描けていない 】ので、もっと神戸市は一体となった計画を示す
ことによって企業がより参入しやすく、計画的な事業展開も出来るようにすべきであります
何故なら、例えば2028年には六甲山上に移転する予定のノース・ロンドン・カレジエイト・スクール神戸と六甲山上に予定している円盤状のラグジュアリーホテルサイエンス・リングの開業を進める民間企業からは、神戸市として六甲山上の将来構想がどのように考えているのか見えてこないと言われてます
ただ、神戸市も六甲山上の活性化を強く打ち出していますが、厳しい規制や市街地との連携など課題が多くまとめきれないのかも知れません?
しかし民間事業者は将来を考えて空飛ぶ車も視野に入れるぐらいの想いのようです
少なくとも現在でもヘリコプター遊覧飛行があったぐらいですから市街地から六甲山上までのアクセスとして十分検討出来るはずであり、本来色々な構想を描けるはずですが、いまだに構想が描けないのはお役所仕事から抜け出せないのかもしれません⁉️
神戸市会議員 平野章三