☆ 質問の前に
この度、長年の政治活動の中でも重要な課題に取り組んだ一つとして医療産業都市推進機構で産業化実現に導く方向性が出来ました!!
神戸市は医療産業都市として既に25年以上投資してきましたが、研究開発から実用化へは進んでこなかったことが大きな課題と指摘してきたことから
機構ととも外部評価を導入することで今後、産業化へと投資効果が生まれるような方向で動きだすことになりました
【 平野 章三 の質問 】
医療産業都市として推進機構の研究などに対する外部評価の導入についてお伺いをします
これはずっと慢性的に赤字が続いてきた医療産業都市推進機構について経営基盤を構築するために、総務財政委員会では正副委員長、各会派の委員さんも前向きに取り組み、特に産業化に向けて展開出来るよう機構
への実施視察を行うなど様々な角度から議論を重ねてきました
その意味からも、市の補助金が多く充当されている先端医療センターで実施している研究については補助金を有効に活用しながら研究を効率的かつ計画的に進めていくため、有識者による外部評価導入が今回決定されました
そのような中、 7 年度の予算特別委員会の総括質疑で
「 機構への外部評価の実施について現在有識者の人選を進めており、令和7年度の第 1 四半期には有識者のヒアリングを実施し、令和 8 年度の機構に対する 神戸市からの補助金内容について評価結果を反映できるよう、PDCAサイクルを回していく方向で進めていく 」
との市長答弁がありました
これは非常に重要な取り組みなので、現段階での進捗状況をお聞きしたいと思います
【 医療産業担当局長の答弁 】
今、ご質問の神戸医療産業都市推進機構の評価の件でございますが、外部評価手続き、外部評価制度の導入に向けて現在、有識者の方々と調整を行っており、具体的な手続きを進めているところでございます
☆ 人選にあたっては、まさにこの推進機構において進められている
【 各研究チーム等 】の
=== 取り組みに対する評価を適切に行う ===
ということで
例えば 、AMED で国の外部資金の採択などに係る評価としての経験を有する方ですとか、医療分野の研究者、企業を経営されてる方、あるいは産業振興の政策に知見を有する方々を選任する予定でございます
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== 「AMED( エーメド ・国立研究開発法人日本医療研究開発機構 )とは ==
医療分野の研究開発における基礎から実用化までの一貫した研究開発の目的を達成するため公募の趣旨に合致し、実現可能性等の観点から課題の進捗状況を評価することです
その課題評価は、原則として、外部専門家である評価委員から構成される課題評価委員会において課題の事前・中間・事後評価が行われます
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この有識者会議ですが、まずこの 7 月頭には第 1 回を開催したいと考えてございます
ここで外部評価の基準ですとか評価結果の活用のあり方などを協議させて頂き、その後今年の秋頃には第 2 回の委員会会議を開催いたしまして、先端医療研究センターなどの各研究チーム等からのヒアリングを行って評価していく予定を考えてございます
今年度の外部評価の議論につきましては、まさに来年度令和 8 年度の神戸市から機構に対する補助金の内容に対して、市の予算編成過程において適切に反映ができるようにPDCA サイクルを回していくことを予定してございます
こういうことで、機構内部でもまず評価を行っていただきますけれども外部の有識者の意見も参考にしまして、公益性や市民関係の観点から市の補助金がより適切に活用されているか、しっかり見ていくような仕組みを導入していきたいというふうに考えてございます
委員のご指摘もございました通り、これまでのルールをご議論をいただいたこの機構の経営改善への取り組みにつきましては、聖域を設けることなくやはり徹底した対応が必要というふうに考えてございます
なので、今後とも進捗状況を適宜適切に説明責任を果たしながらも、具体的な財政効果が得られるように計画的に取り組んでまいりたいと考えてございます
【 平野 章三の要望 】
外部評価の人選というのは非常に重要な課題であり、今までのしがらみを引きずることなく
適切に人選を行っていただくよう、要望しておきます!
神戸市会議員 平野章三