この度、塩屋町の物件( 垂水区塩屋町3丁目973番の1 ・ 約1,000平米 )を行財政局資産活用課部長
つまり 契約担当者として合理的な裁量判断により入札に適さないとの考えを示し、随意契約での売却とのこと
★ 考えられない❓
〜 神戸市の財産を行財政局の部長が特定の個人と話し合い、どうやら設立された合同会社に売却するらしい 〜
前回の委員会で質問すると、長々と〜あらゆる言い訳を積み重ねた上で結局は随意契約で行うという説明を別件の判例であったことを示し逃げ切りの結論としたのであります
そこで再度、6月2日の総務財政委員会で具体的質問をするも、同じように長々と〜説明を続けるだけでした
しかし,問題は一般競争入札に適さない物件であっても、狭小地や袋地など当然随意契約と認められるものとは別としてほとんどプロポーザル方式での入札は可能なのであります
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☆ 公募型プロポーザル方式とは
『 公募型プロポーザル方式』とは、国や地方自治体などが業務を発注する際に行う企画競争入札の一種で、価格だけでなく事業者の提案内容や実績などを総合的に評価したうえで選定を行う入札であります 』
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ところが部長答弁はプロポーザルするにあたり、その提案にいろいろ【資料の作成が必要になり】
【 ここしか適切なとこは存在しない 】ということであれば、随意契約とすることも、不適切ではないと プロポーザルにしなかった理由です
平野の意見 ( けしからん )
「 売却先はこの相手しかいない、プロポーザルは資料作成が必要になる 」との部長答弁?
こんな理由で神戸市保有の不動産を議会無視して部長判断により1 千万円程で売却しようとするのを見過ごすわけにはいきませんでした
★ ここでこの売却について対応する場合
■ プロポーザル方式なら議案として議会で審議され、議決が必要
■ 議会に報告事項として議案に上げれば審議は出来ます
しかし部長はこのいずれの方法もとらず、随意契約として議会に上程しない選択をしたのです
この為、どの議員も契約内容や売却金額すら知らされず取り引きをされてしまうのです
さらに、批判されだすと局上げて防衛にまわるという最悪の体質であり、しかも入札に最も関わりの深い行財政局がこの有様なので情けない限りです
一方、港湾局には同じように委員会にて、入札に問題を感じたので指摘すると、数日後対応の相談に来られました
そして具体的には申し上げませんが、早速公平な運営に切り替えられました
このように一方では港湾局のようにスピーディーに改善の取り組みをされた事を考えると、行財政局の姿勢に対してこれからも厳しくチェックしていきたいと考えている今日この頃です!
神戸市会議員 平野章三