【 平野 章三 の 質問 】
「 音楽のまち神戸 」ということで、伺いますが!!
震災の記憶を風化させず語り継ぐことを目的に 毎年チャリティーイベントとして「 COMING KOBE 」ロックフェス( 多いときは4万人限定にて )が開催されてきました
それは無料で招待し、会場での売上げと協力金によって開催され、その後被災された各地への支援として寄附を持っていくことを毎年続けています
これは非常に貴重な活動であり、今回震災30年のイベントとして、神戸まつりも兼ねた重要な年となります
そこでこの度のイベント予算の大幅増額を申し入れましたが、どのような企画になるのか、局長の考え方をお伺いしたいと思います!
【 文化スポーツ局長 の答弁 】
「 COMIGN KOBE 」震災30年を迎え、ここで発信しないと風化してしまうおそれがあるなと思ってます
一方で COMING KOBE 実行委員会自らもクラウドファンディングで1,000万円集める努力をされ大きなニュースになったり、松原 裕さんの御子息が震災30年にあたり中学生に語るようなこともしておられます
そのような中、神戸、もしくは阪神間で被災があったような場所からメジャーになっているようなバンドを呼んでくるようなことが出来れば若い方々も来られますし、経験を伝えることも可能になり、メディアも多数発信してくれればと思ってございます
【 平野 章三 の質問 】
ところで「 Battle de egg 」ですが、若手ミュージシャンの活動支援として神戸市と民間の共同主催によるコンテストという形で
COMING KOBE の上田社長の協力も得て、評価も高く相当広がりを見せてきています
多いときは全国で400バンドぐらいの応募があり、神戸でチャレンジしたいと思ってくれています
もともと多くのバンドグループは大阪へ進出したり、東京へチャレンジするという傾向がありますが、逆に東京など他都市から神戸へチャレンジに来てもらうというコンテストの趣旨が実現してきてます
最終選考された5~6バンドの中で優勝バンドを決定してますが、やはり皆さん COMING KOBE の出場権獲得へと優勝を目指してきてます
さらに台南では毎年9万人規模の音楽祭が開催されており、すでに COMING KOBE との交流も始まっていることから Battle de egg の優勝バンドが台南との交流事業として予算措置もされ検討されております
4月より神戸空港の台湾便も就航されますので、音楽での国際交流としても今後とも継続してもらいたいと思いますが、如何でしょうか!
【 文化スポーツ局長 の答弁 】
確かに4月18日より台湾から神戸空港へのチャーター便も就航しますと台湾は親日であり、日本の文化も非常に人気がありますので、こういう文化交流が神戸と台湾の交流人口の増につながればと思っているところです
【 平野 章三の意見 】
それと1点、神戸市は最近 各局が音楽イベントを開催し「 音楽のまち神戸 」を全面的に打ち出していますが、各局がばらばらで開催している状況であります
本来は文化スポーツ局が全部取りまとめ発信すべきとずっと言ってきましたが、一向に出来ませんでした
それはよく分かるんですね!
今回特に感じたのは、例えば市長がメリケンパークを見て人が少ないと言ったことから、港湾局が一気に音楽イベントをやり出したのであります
港湾局が開催するのはいいのですが、発信するのはやはり文化スポーツ局であるべきで、各局が独自の事業として手柄にするのはあまりよくないです
確かに港湾局は資金に余裕があり、港湾局として独自の事業展開が出来るので、結果そのことで他局との協調性がなくなっています
なので港湾局が各局から嫌われているのですが!!!!!
何とかこれからもっとお互いに協力するように、次の港湾局の委員会では
言いますが!
例えば、一つの事業としてメリケンミュージックナイツがあります
神戸市の6年度予算では2億3,800万を数社のメンバーが実行委員会になり、その実行委員会の1社が音楽イベントの運営事業者になっています
それは特定の事業者なので偏りがあり問題なのです
そこで、神戸市の文化スポーツ局が音楽イベントを担当しているので出来れば港湾局としてもっと連携すべきであると申し入れています
どこの局が開催しようと【 神戸市として 】音楽イベントをまとまって発信できるよう申し入れしております!
神戸市会議員 平野章三