【 平野 章三 の質問 】
KOBE◆KATSUの社会移行を期限決めての実施は教育長の英断であると思いますが
いかにもKOBE◆KATSUがデメリットばかりのように批判する会派議員がいますが、これが独り歩きすることでイタズラに混乱を招くことは【 生徒たちの不安をあおる 】ことになるのでまずいなと思います
【 部活動問題を政争の具にすることなく】純粋にすべての生徒に寄り添えるような前向きな意見・提案に取り組むべきでしょう
そこで、部活動の現状から将来の状況を見通した上でデメリットだけでなく、メリットも含め、今後に向けて具体的提案をしていくべきです
しかしこの度、決算から今回の予算の予特、本会議で、委員が連続的に批判している会派の質問については【 現状と全容を把握した上 】での具体的な提案とはとても思えないのであります
さらにその会派の令和4年度神戸市への予算要望は「部活動の地域移行を政令市として他都市に先駆け神戸市が新しい制度を構築すべき」と要望していたが、今になって「 急にやれという話は時期尚早ではないか 」との批判をされています
3年前まで早くしろ、遅きに失しているぐらい 〜 と言われていたのに!
それが今は質問の中で1年遅らせよ〜とか、ちょっとよく分からないので教育長には、これからこの会派の予算要望があったら、絶対に受けたらダメですよ!
また逆にたたかれますよ 〜 私は、その辺が非常に心配です !
このように批判しながら政策がぶれている現状への対応として教育長から明確に説明し、ご理解頂いている方がよいのではないですか
委員会では質問に対してしか答弁できず、批判されたまま反論する機会もありませんので、この際 教育長から今の部活動の問題点とか今後の方針などを一度明確に説明して頂いた方が良いと思いますが、如何でしょうか!
【 教育長の訴えたい意見 】
今、私の進め方にいろいろ至らぬ点がいっぱいありまして御迷惑をかけていることは承知しております 申し訳ありません
個人的な意見ということですので、私の抱いている危機感として、今ある現状の部活動の中で、ずっと部活をやってきた人間ですので、これまでも少子化で子供たちが部活動を選べなくなってきたことが大きいと思います
私も最後の学校は垂水区の学校だったんですが、例えばサッカー部も野球部もあったんですけど、外部に行く生徒も相当増えてきてました
子どもらに意見を聞いても、今の部活動についての不満みたいなものがあり、さらにダンスやとか趣味的なことに時間を使う子どもたちも増えてきております
それら外部の組織というのは、少なからずお金がかかりますが、外に行く生徒たちもいますので生徒たちの部活動はだんだん縮小化されてきてます
ただ、貧富の差によって活動できないことをなくすことは非常に大事なことですが、逆な面では私も校長として部活動の衰退を目前にして、何とかしなければと思いながら、当時は校長でしたから2019年文科省がだした一定の方針に対して、どうなるのかという状況でした
それまで部活動に依存する立ち位置というのが大きな存在だったものが、部活がどんどん衰退し最終的にはもたなくなっていっても、生徒たちなりに対応できたり、部活がなくても趣味みたいなことができるなど、コロナがその後の子どもも保護者も先生も大きく変えていきました
なので新年度を迎え、また各学校で休部をどうするか、廃部をどうするかということを繰り返していくことになってきてます
確かにKOBE◆KATSUということで本当に大丈夫かという御指摘は頂いていますが、皆さんの協力を得て生徒がやりたい活動ができるような環境をつくってあげたいと思っています
私が昔、部活動をやってきたのを基準にしては駄目なんだとは思いますが、
あのとき汗をだして輝いていた生徒たちのような姿を取り戻したいとの想いで、今はおります!
【 平野 章三 の質問 】
その想いのKOBE◆KATSを賛成してくれたらい
いのですが、期待をしてます
それから本会議で質問しましたが、将来プロに行きたい、オリンピックに出たいというぐらいの勢いのある生徒の受け皿は、募集では非常に難しい面があり、企業の協力を求めるといいのではということで、経済観光局長にお願いしたら、動いて頂くとのことでお聞きしました
これは社会貢献ということで何社かが集まってもらいお願いをして、1社でも動き出してくれると横並びで協力しだしてくれる可能性がでてきます
それから、もう1点、企画調整局にも言ったのですが、大学の協力を仰ぐと何大学かにお願いすることによってやはり動き出す可能性がある。
これは、大学が協力をしてくれることによって学生が動きやすく、あるいは大学施設などを使用させくれることにもつながります
これは、企業も大学も社会貢献として協力してくれることで、結果的にはその企業・大学のステータス、評価が非常に上がるということにもなりますので、経済観光局と、企画調整局は一度打合せ会をお願いされたらどうか
と思いますが如何でしょうか?
【 教育長の答弁 】
1次募集の結果では、少数ではありますけれども、社会貢献活動として一定企業から応募いただいているケースもございますし、お聞きしました大学の参画というのも非常に有効な手段だと考えております
教育委員会からのアプローチでは限界がありますので、日頃から企業とパイプのある経済観光局等に対して協力を要請して、多くの企業に情報が行き届いて積極的な参加につながるよう検討していきたいと思います
【 平野 章三 の意見 】
結果的にはKOBE◆KATSUは、応募は600件でしたか!
今後、網の目のごとく張り巡らさないといけないと思うのです
特に北区とか西区の過密ではない地域はどうするかという問題もあります
ただ、そういう中で企業とか大学などが施設を所有したりしてますので、そういう面で企業,大学に力を入れて頂き、協議会などを設けてほしいと提案しておきます!
神戸市会議員 平野章三