前教育長時代に部活動地域移行問題の取り組みを早くから申し入れてきたが、国のガイドラインに沿って
先ずは休日だけを念頭に検討したいとの答弁を繰り返すばかりで実質 先送りしてきた教育委員会事務局の体質に緊張感も感じれなかったのであります
まずは児童生徒・保護者への説明や地域移行で主体となる活動団体などとの協議は当然であるが、教育委員会事務局としての具体的に方針を打ち出すべきだったと思っていました
しかし今春、新教育長が就任された途端に中学部活動2026年9月より完全地域移行という明確な方針を打ち出されたことは正に大英断でありました
このことは実に単純でわかりやすい方針にもかかわらず、移行日程を決定しただけのことで、それぞれの関係課が自動的に一気に動き出すという神業のような頭抜けた施策でありました!
ただその後、7月3日に開催された
「 令和6年 部活動の地域移行のあり方検討委員会 」を傍聴してきましたが、せっかくの多様な委員の発言にもかかわらず、ただ聞きおくだけで教育委員会事務局は何がしたいのか明確な方針が見えて来ず、担当課のアリバイづくりのようで、この体質は以前のままのようでした?
7月30日には神戸市スポーツ協会の連絡会が開催され、会場は加盟団体の代表者で日頃から地域で活動されている方々で満席状態、しかも今後の活動に具体的な影響が非常に出てくるということで熱心に聞き入っておられました
その時、教育委員会事務局側が来られており、中学部活動の現状説明をされた後に質問時間を設けたのですが、当然ですが質問も途切れることなく疑問をぶつけていました
まだまだ事務局として具体的な説明できる状況でないことは承知してますので、幅広く多様な団体が加盟しているスポーツ協会の方々としては、今後の相談窓口に教育委員会事務局がしっかり対応してくれるのか、確認の意味で質問されてました
その意味では教育委員会事務局の対応責任は重いのですが、学校にある部活のようにメジャーなスポーツだけでなく、子供たちが学校の枠を超えてやりたいことを選んで活動できるようなことも含んで、これから
神戸市スポーツ協会の協力は重要になるでしょう
まだまだ地域で協力団体が出てくると思いますが、まず以前から申し上げてきました神戸市スポーツ協会の多様な団体との連携を重要視していくことで幅広い課題と向き合うことになり、具体的な対策の参考になると思われますので、この機会に申し上げておきます!
神戸市会議員 平野章三