【 平野　章三 の 質問 】

経済観光局は毎年度似たようなプロジェクトを委託し、結果、政策効果が見えてこず無駄とも思える予算は見直すべきと思うがどうですか？

 

さらに、2025年の関西万博・神戸空港国際チャーター便に向けてインバウンド・アウトバンドの戦いに、

神戸市だけでなくもっと広域的な視点として明確に方針を打ち出した上で、プロジェクト進めなければならないと思います

 

そこで、神戸市が事業を前面に打ち出すのではなく

【 発想を変えて 】制約のない民間の事業者が

プロジェクトを具体的に支援をすることで事業展開がしやすくなると思うが、如何ですか？

 

例えば、神戸の魅力の一つとして灘の酒の売り込みなどの事業展開も具体的なお店などで神戸市が動くことは難しいので、民間事業者に任せるべきと思いますが如何でしょうか？

 

【 経済観光局長の答弁 】

１点目、様々な事業が多過ぎてなかなか政策効果もどうかと以前にも御指摘がございました

 

確かに、政策目的に対する手段が非常に多いので、

事業の選択と集中に今後、積極的に取り組んでいきたいと思ってございます

 

また、アウトバンドというお話、やはり神戸空港を使うお客様の圏域は神戸市内だけでなく、新幹線があって、国際便となる神戸空港があるのは、かなりの強みだと思いますので、もっと広い範囲の誘客という目線で我々もこれから取り組んでまいりたいと思ってございます

 

もう１点、お酒のＰＲのことで、市役所が具体的にこの店などと、言いにくいというのは仰るとおりです

 

そこで、ＳＮＳというフォロワーが多い

【 インフルエンサー 】… (※世間や人の思考・行動に大きな影響を与える人物のこと）

 

今回も海外のインフルエンサーを使い、灘の酒の実際の体感・飲めるところなど、しっかり取材をして発信をしていただいてますので、やはり民間の方の発想と知恵で発信していくのがいいと思っています

 

 

【 経済観光局長の答弁 】

観光客の誘致は我々が中心にやってますが、今言われたように

やはり【 神戸で、神戸でという思いが強い 】のは間違いございません

 

ただ、神戸からいろんな所に行けるというのが神戸のひとつの強みだと思っています

 

その意味では神戸にお越しになった海外のお客様が

姫路や瀬戸内などに神戸を起点として足を延ばすことができるのが神戸の特徴だと思います

 

例えば、瀬戸内の高松や小豆島との連携協定というのも結んでございます

 

そういった意味では 〜 神戸の観光圏 というのは神戸市内だけでなく 

【 神戸をアクセスとしてつながる各観光の名所 】というのもやはり

【 神戸の観光圏という広い目線で誘客に取り組んでいく 】ことが大事だと私も思っています

 

また = アウトバンドの話 = ですが【 神戸空港を使うお客様の圏域 】というか範囲も【 神戸市内だけではない 】と思ってます

 

☆ 新幹線があり、国際便になる空港があるのはかなりの強みであり、もっと広い範囲で誘客に対応していくというような目線で我々もこれから取り組んでまいりたいと思っています。

 

【 平野章三 の質問 】

神戸空港は新幹線まで15分ぐらいの立地のよさ、また他都市への直通バスでつなぐなど、それを

どう組み立てるかであります

 

例えば【 淡路についても 】物すごい面白いのは、

明石海峡大橋を利用すると、神戸には観光せず通過だけのケースが多いが

【 船で行くと船で神戸に帰ってくる可能性が

高い 】と思われます

 

例えば、須磨やハーバードランドの辺から船で

淡路島に行くと、帰りも戻ってくると思います！

 

その意味でも、このような観光ルートのメニュー開発、これどこが携わっているのかお伺いします！

 

 

【 経済観光局長の答弁 】

具体的な観光誘客は、旅行のメニューという旅行商品として造成することが非常に大事で、実際に

神戸の魅力を == ファムトリップ == 

 

【 ファムトリップ（FAMトリップ）とは観光地の誘致促進のため、ターゲットとする国の旅行事業者やブロガー、メディアなどに現地を視察してもらうツアーのこと 】

 

という形で体験もしていただきながら魅力的な造成をお願いしたいと思っています

 

 

【 平野 章三 の意見 】

このファムトリップをされているのか、伺いたかったのですが！

水面下で動かれているので、多分局長は御存じでしょうが …

ある程度の時期に全局の関係職員知らせ、一体的に動かないと間に合わないので、よろしく！