神戸市はポストコロナを見据え民間の投資意欲をかき立てる財源を示せ コロナ禍による財政悪化に積立金を取り崩し財源対策との発信は如何 か

令和2年度決算財政調整基金( 危機的な財政状況時のための貯金 )取り崩し

 

「 10年ぶりの財源対策を行い

 実質収支で3億円の黒字を確保した  

ーー→ と神戸市が発信した

 

 

神戸市としては財政運営の厳しい中でも《 何とか乗り切った 》ことの努力を表現したかったように思えたのであります ~

 

 

◇ しかしながら今、最も重要なのは

 

  今後 民間事業者

 → 神戸でのビックプロジェクトに期待し、

積極的に事業参画してもらえるよう神戸市は

財源の裏付けを示すべき 》であります

 

 

 

☆ 何故、この問題を取り上げたかというと ・・・

 

実は「 新都市整備事業会計 」の財源裏づけとして

驚くほど豊かな財政運営をしていることに気付いたからであります !!!

☆ この === 「 新都市整備事業会計 」 === は

かつて「 やま ーー→ うみへ行く 」 〜 と言われたように

 

  山を削り

   【 住宅や産業団地などをつくり 】

 

  削った土砂を埋め立て

   【 ポートアイランドや神戸空港を

    生み出してきましたが 】

 

 ◇ 長期大規模プロジェクトのため、

  全体事業収支明確化は難しく

  今日まで示されてこなかったのであります

 

 その意味では 〜 具体的な事業収支内容は説明いたしませんが 〜

2021年9月7日(本会議にて)
2021年9月7日(本会議にて)

 

平野 章三 】の質問 は!

  この資金を確実に活用すべきと考えるが、

  見解を伺いたい

 

副市長 】答弁

 新都市事業会計はまちづくりの一元的にマネジメントするため 都市局所管として組織改正を行いました

  

この新都市整備事業会計の資金につきましては、制約条件もありますが

全市的な視点でまちづくりを進める観点 から検討してまいります

  【 解説 】〜〜〜

 

 

 

この答弁により

 

  << 神戸市が財源の裏づけを示した >> ことになり

 

 今後、新たなプロジェクトには

 投資意欲がある民間事業者の

 

 事業参画に期待できることになりました

平野 章三 】質問

ここで民間事業者が参画しての大きなプロジェクトを推進するには 

例えば、国土交通省、関西経済連合会

具体的にはJR西日本、万博、IR、関西エアポートなど関係者との 多々重要な交渉も必要となってまいります

 

そこで、全庁的なプロジェクトを推進するには【 企画調整局 

そして、臨海部のスペシャリストとしては【 港湾局 】が

共同で戦う体制を都市局とともに構築する必要があると思うが如何ですか ?

副市長 】 答弁

 ☆ 企画調整局は重要施策などの企画、立案

そして全庁的なプロジェクト推進の要として

港湾局は臨海部を対象に民間投資の誘発など

民間活力を最大限に活かしてまいりたい !

【 解説 】 〜〜〜 

 

 → 企画調整局と港湾局の持つノウハウを活用するとのこと

 

 

平野 章三 】は 最後に〜 

表面的には見えてこない ~ 最も大きな問題を取り上げます

/ / / 都心三宮周辺から市役所2号館建て替えとウォーターフロント

までの 〜 魅力ある・にぎわいのまちづくり〜 について / / /

 

☆ 臨海部は

=== 港湾局が見事に事業推進してきておりますが  ===

局をまたがったり、全庁的な重要プロジェクトのほとんど

  === 【 都市局所管 】になっているのです === 

 

しかし、その【 都市局 】は

再開発事業区画整理事業などハード面が主体の事業部局であり

 

〜 プロジェクトも歩行者空間やデッキなどの整備が中心で 〜

 

一体、どのような【 にぎわいある〜まちづくり 】にしたいのか  未だ示せていないのであります

 

☆ ということで ~ 問題の都市局は企画調整局港湾局などと

  連携することでこうべのまちの魅力 】を打ち出せるよう

 

 

  〜  引き続き神戸市に強く申し入れてまいります !

神戸市会議員 平野章三

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