コンピュータシステム60億円【 K I I F 3 】不具合で小・中学校は大混乱 教育委員会事務局・事業者(NTT)責任なし?全教職員約7,000人に影響

 まず、小・中学校の現場で大混乱した K I I F 3(キーフ) の説明をします

 

神戸市情報教育基盤サービス

(Kobe city Information Infrastructure For education ver.3)

 

学校が使用するパソコンやネットワーク機器等(約2万台)をネットワーク化し、校務・庶務・事務などを支援する共通システム

 

 5年毎に再構築(KIIF1、2、3)

 

 1.           ( NEC )

 2.H27   〜 R2年12月  ( NEC )

 3.R3年1月 〜       ( NTT西日本 )

        

◇  今年、令和 3 年 1 月から

KIIF3(NTT西日本)新システムへ移行予定でしたが〜 

◆ 移行に際し、全教職員約7,000人に、

業務の合間に端末入れ替えなど準備をさせて、

R2年12月を移行期間

 

R3年 1月新システムで一斉にスタートする予定でした

 

しかし、性能面に不具合が!!

 

新システムは機能せず 、2ヶ月間 KIIF2(NEC からサービスの提供を受け)、

旧・新システムが混在して学校現場は大混乱となりました

 

 

予定から遅れること2か月

3月1 日から<KIIF3>再スタートとなりました

 

問題はその間、原因や経過説明もなく

 サービスデスクにも繋がらない状況だった

☆ そこで令和3年2月26日本会議にて

 

【 平野 章三 】質問

この度の問題の責任の所在はどこになるのか

教育長の責任はどう考えているのか

 

【 教育長 】の答弁では

システムの不具合発生で学校現場に混乱が生じたと承知しており、学校現場の業務にできる限り支障が生じないよう不具合解消を行なっているところです

 

今年度はコロナウイルス感染防止対策、G I G A スクール構想などの対応が重なり学校現場の負担感が大きく、できるだけ負担を抑えられるよう対応してまいります 」との回答!

☆ 確かに教育長

   丁寧な答弁と学校現場への気遣いもされておりました

 

★ ところが、教育現場の実態は ーー→

 教職員の先生方へのこまめな状況報告や不具合など

多くの問題点や疑問点などの問い合わせに教育委員会事務局受け止める体制をつくっておらず

 

【 結局は 〜 学校現場任せ 】のまま放置していたのであります

 

★ なので、各学校現場での先生方の負担の増大などによる不満と怒りとも思える声が次々聞こえてきたのであります ★

そこで、再質問へ

【 平野 章三 】

「 この不具合問題は検証すべきじゃないですか ?」

 

【 教育長 】は

「 冒頭、私の責任というようなことをおっしゃいましたが、私の責任云々というような自体では全くないという認識です」

 

「 また、事業者は元の事業者と協議を行い継続利用出来るようにしているのでペナルティーには該当しない 」と答弁された

 

【 平野 章三 】の意見!

★ これだけ全学校・先生方がトラブルにあったんです 〜

【 これ多分、NTT西日本を問題にする教育委員会事務局の責任に飛び火するのではと思ったのではないでしょうか 】

 

  ーーー     ーーー     ーーー

 

この答弁では

 教育委員会事務局N T T 西日本も/ / / 責任なし/ / / とのこと

 

そもそもKIIF3への移行の目的

利便性を高め、業務をラクにするためだったはず

 

=== 教育現場【 混乱 】【 負担増 】 とは ===

    一体、何だったんでしょうね ? ? ?

R3年2月26日(本会議)KIIFについて

 

神戸市会議員 平野章三

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