以前、公開討論会での「神戸空港の今後の方針について」の議題に『前副市長』勉強不足と申し上げました。
10月4日関西全体の航空需要拡大について考えるセミナーが開催され、関空会社運営権売却を目指す中、神戸空港のあるべき姿が議論されたようです。
参加された大学教授が神戸空港の現状での運営権売却を200億円と試算されました。
<でも200億円の根拠も知りたいのですが>
<この評価が一人歩きすることが心配です!>
そしてさらに、話されたことは
「規制緩和で増便できれば運営権の価格はさらに上がる」と指摘されたとのこと。
<200億円からどれだけ上がるのですか?>
<これからの神戸市の戦略と発信次第でしょう>
~ただ、この教授は逆に重要な発言をされています~
運営権は条件をよくすれば価格は当然上がるということです。
前副市長は公開討論会の神戸空港について、
「関空・伊丹民間譲渡の方向で3空港一体的運用を」と発言されています。
この副市長の発言について問題点を少し説明しましょう。
①新空港会社安藤圭一社長は
「14年度実施を目指す関空と伊丹の運営権売却には間に合わないが、一緒になることも視野に入れている」と発言
(平野解説)
つまり関空・伊丹が今は当然優先で検討しておりますが、3空港問題は現実に今協議の話題にも出ておらず、いつのことになるのか?見通し等も当然ありません。
②神戸市みなと総局は
「神戸空港運営権売却する方針」とのマスコミ報道(7月27日朝刊)にも
=現時点において運営権売却方針を固めた事実はありません=
と神戸市は否定のコメントを発表しております。
(平野解説)
7カ月間も副市長をされていても神戸市のコメントすらご理解されておりませんでした。
③「規制緩和で増便できれば運営権の価格はさらに上がる」との意見
(平野解説)
当然であり以前から言い続けている重要な内容であり新関空に頼れば頼る程、神戸空港の安売りにつながることくらい知っていただきたい!
④空港島も含むポートアイランド2期では先端医療関連産業の発展を中心に海外から注目されているiPSをはじめスパコン,PMDA等、短期間で結果を出せる国の成長戦略の最も重要な都市神戸になってきています。
(平野解説)
つまり医療関連事業や観光等神戸港や神戸空港を含めた都市経営により、今後十分高い評価を受けることになってきます。
==そこで再度、公開討論会を比較しましょう==
これをご覧いただくと、
『前副市長』の政策能力不足の上、政策そっちのけの批判とは?
『かしの孝人氏』神戸空港の現状を踏まえ、見事な戦略を打ち出しています!
~皆さん神戸の将来を考えた時~
役所の代表より <<<
市民の代表として戦略・発信力・戦う意欲のあるトップリーダー
<かしの孝人氏>を!
==人物から判断したことにやはり悔いなし==
神戸市会議員 平野章三