神戸市は関西イノベーション国際戦略総合特区として国の成長戦略である医療分野で予算配分や規制緩和等、国との協議を連日のように進めてきています。
そこで内閣府で認定されれば事業は順調に進みそうなのですが実態はほとんど動かないか、長期の交渉を必要とする等、壁の厚さに苦しんでいるのが現状であります。
何故動かないのか?
特区としてのプロジェクト窓口は内閣府でありますが、例えば規制緩和等内閣府が進めても結局強い権限を持っている各省が最終判断しますので、なかなか特区が生かされてこないからであります。
そこで成長戦略と言われているプロジェクトを許認可権限を持つ各省に対して、強い権限で関与できる組織を神戸市として要望することになり、神戸市と2月に直接首相官邸へ訪問し、プロジェクトとその問題点を説明してきました。 さらに再度具体的内容説明を求められたので、4月中旬に案件を進める上での組織体制の強化について要望したのであります。
その結果、4月17日「国家戦略特区」として早速創設する方針が決定!!
神戸市が大きなチャンスを
引き寄せたのであります。
安倍首相は「国の主体的関与を高め抜本的な強化をしたい」と述べ、首相直轄で予算の重点配分や規制緩和が推進されることになりました。
~驚くべきことであります~