矢田市長今秋限りの“退任発言”に強い違和感!

神戸新聞より
神戸新聞より

 3月25日兵庫県本会議にて井戸知事4選立候補表明直後の3月28日神戸市会本会議最終日に矢田市長今期限りの退任表明とは・・・

 

 何か意図があるのだろうか!政治センスとしては!

 矢田市長任期満了までまだ約7カ月今年11月19日

 

何故この時期に

 

 そもそも私も議員活動7期-27年目に入りますが、その中でも矢田市長時代、与党議員として神戸市発展に努力してきたつもりですが、矢田市長親しく政策協議したり懇談してきた記憶はありません

 

 行政手腕阪神淡路大震災など厳しい市政運営の中、見事に乗り切ってこられたことは高く評価しますが政治家としての発信力戦う強い姿勢を私は何度も求めてきましたがその動きが見えてこないことは大変残念であります。

 

 それ以上にやはり私は人間的なふれあいを感じてきませんでした。

 

だから・・・一体何を考えているのか市長は~

と、思い続けてきました。

 

重要事項についても一方的に発表される等、我々も内容について聞かされていなかったことが度々あったことを思うと、市長市政運営には与党議員は当然ついてくるとのおもいがあたり前になっていたのでしょう。

 

 この度の退任の表明も聞かされていない上、新聞紙上にすっぱ抜かれた記事市長意思表明を見るなんて実にバカバカしいことであります。

 

 ただ事前に水面下での情報としては把握していたものの、これでは信頼関係が築けないことは当然でありましょう。

 

 そこでこの度、市長任期満了が今秋11月19日にもかかわらず、早々3月28日本会議最終日退任表明されたことは私としてはまた理解に苦しむ出来事でした。

 まず時期的な点について市長退任表明を早くしてしまうと日々政治力が失われていくのではないでしょうか。

 

 また後継者について語らないのならこの7月21日投開票の知事選参議院選が控えていることにより、確実に話題性も下がっていくでしょう。

 

 しかし来年度予算を組んだ矢田市長としては政策継続できる後継者にバトンタッチする責任も果たさなければならないのであります。

 

 矢田市長3選出馬当時を振り返ってみると、小沢一郎幹事長のもと民主党単独推薦で戦っていく決断をされた年であり、2009年7月の時期に出馬表明しているのであります。

とすると

==矢田市長任期満了前退任可能性は==

 

 このような流れから判断すると7月21日投開票の参議院選挙知事選挙同日市長選挙をぶつけていくことがプラスとして判断しているならば3月退任表明も納得できるのかも・・・。

 

 それも戦略の一つかも知れません。ただこれは私の個人的な“つぶやき”にしかすぎません。

 

 いずれにしても今のところ矢田市長意図はわかりませんが、神戸市民判断神戸市将来大きく影響することは間違いありませんので最重要の戦いとして臨まなければならないでしょう。

 

 神戸市会議員 平野章三

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