平野章三は垂水駅前まちづくりの今後の方向性を・・・

 垂水駅前買い物のお客さんが高齢化してきており、若い方や車の利用者郊外の大型店舗にかなり流れているように思えます。

 

 開発することにより人の流れもかわり、開発できないことにより まちに元気がなくなります。

 

ただ、再開発ビルができていても根本的に購買力が下がっていくと共益費等大変重荷になり、少しづつ空き店舗ができています。

この連鎖を非常に心配しています

 神戸市も色々な支援をしていますが やはり限界があり、震災再開発事業を進めている新長田がすでにシャッター通りが増えている厳しい現状を見ると、垂水駅前まちづくりを簡単に描くのは難しいように思えます。

 東にレバンテ西にウェステ神戸市両再開発ビルの間に中心的な地域としての中央地区開発も進んでいません。

 

商店市場 そしてアーケード老朽化空家問題等も含め まちの活力が失われつつあります。

 以前、廉売市場地区再開発計画が一部地域での理解が深まらず事業採択まで進みませんでした。

 

 法的に必要な合意は別として、地域での協議理解等どこまで必要なのか、もっと神戸市丁寧に指導してあげるべきであったと思います。

 法的基準の根拠もなく、神戸市曖昧な判断により事業をいったん中止させましたが、最終判断は都市計画審議会であり、事前に受け付けないことに問題があったと思います。

 

 今から思えば神戸市として進めいく過程での詰めの甘がさあったように感じますので、今度は中央地区として再度検討に入りましたので、神戸市としても十分な指導を行わないと、現在も店舗等を閉鎖したままで権利関係も含めて苦しんでおられる方々も多く、時間的にも具体的にも議論より手続きを粛々と進めなければいつまでも見通しは立たないでしょう。

 道路の幅員商店街の自動車通行駐車場等々 色々な問題はありますが、以前と違いの補助金の厳しさの中、収支を含めた事業計画が最大の課題であります。

 

 いずれにしても地元の皆さん方で作り上げて頂かねばなりませんので、準備組合の皆さんは大変ご苦労されると思いますが、今後具体的な計画案まで進むと活発に議論されるようになると思います。

 

 今後、垂水のまちが少しでも活力を取り戻すことが出来るよう努力してまいります。

 

               神戸市会議員 平野章三

 

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